そこまで大型でない冷蔵庫を運ぶ場合、「自分で運ぶことが出来るかも?」と思われる方がいるかもしれません。
もちろん、手伝ってくれる人や、運ぶための車、正しい運び方の手順を知れば不可能ではありません。
しかしながら、冷蔵庫は精密機械。
運ぶためには準備やある程度の補助道具の購入も必要になってきます。
そんな冷蔵庫の適切な運び方をここで発信していこうと思います。
あなたの参考になれば幸いです。
一人暮らしの彼氏の家に引っ越す女性の引越しパターン
たとえば、女性が彼氏と一緒に住みたいという理由で引っ越しする場合には、それほどの大荷物でもない限り充分に可能でしょう。
相手の家にすでにある家具を利用して住むことになるなら、不要なものは粗大ごみに出して、服や小物、本などをダンボール箱に入れるなりして運ぶことは手間と時間があればできます。問題になるのは冷蔵庫かもしれません。
お気に入りの冷蔵庫があり、愛着もある冷蔵庫だとしたら相手の家に運んで使い続けたいはずです。
今はモダン家具ブームで、デザイン性も高く性能もいい家具が各社から製造・販売されていますし、北欧やヨーロッパの冷蔵庫には魅力があります。
思わず買ってしまった方も多いのではないでしょうか。
また、一人暮らしをしていた彼氏の家にあった冷蔵庫ならば、自炊をしていない可能性があり、二人で生活するには冷蔵庫のサイズが小さすぎるケースも。
「大きな荷物は、自分が使っていた冷蔵庫だけ」というパターンの引越しも意外に多いものなのです。
【冷蔵庫の運び方】気をつけなければ泣きを見るチェック事項3点!
冷蔵庫を自分たちで運びたいと思った場合、下準備や用意すべき資材が何点かあります。
しっかりチェックしてから運ばないと、後で大変な出費になりかねません。注意してください。
冷蔵庫を運ぶために必要な資材
まず運び方ですが、冷蔵庫の運び方には気を付ける点がいくつかあります。
まずは梱包の問題があります。
せっかくの冷蔵庫ですから、引っ越しで運んでいる最中に傷が付いたりしたらもったいないことです。
当然のことながら、家の中にぶつけ、壁紙や床を傷つけてしまうのも防ぐよう気を配らねばなりません。
可能な限り部屋の壁も養生(冷蔵庫が当たっても傷がつかないよう資材で覆う)もしたほうが良いですね。
退去時、修繕費として思わぬ出費となるケースも良く聞きます。
そこで必要になるのが「ジャバラ」と呼ばれるゴム入りのパッドです。
伸縮性のキルティングになっていて、大型の家具や家電を運ぶときにプロの業者が使っているものです。
高さ140cmで胴周りが4m伸びるタイプのもので6000円くらいから販売されています。これで冷蔵庫全体を覆ってから運ぶことになります。
引越し前の下準備【電源は前日に切る】
引っ越しの前日には冷蔵庫の電源を落としましょう。
中身は空にしておく必要がありますから、1週間前くらいから計画的に食材を使いましょう。
調味料などはクーラーボックスに入れ、新居に運ぶといいでしょう。
電源を落とすと冷蔵庫下部にあるトレイに冷蔵庫内の水が溜まります。この水は抜いておかないと運搬中にこぼれ出してしまうことになります。
冬場だと、すべての水が出てくるまでにかなりの時間を要する場合があるので、なるべく早めに電源を切って下さい。
この水は、冷蔵庫内の霜などが溶けて流れてくる水です。
電源を落とすのが遅かった場合、運搬中に霜などが溶け出し、車や荷物、新居が水浸しになる可能性があります。
冷蔵庫の運び方
引っ越しにあたっては、ジャバラで覆い、それに紐をかけて固定します。
冷蔵庫は精密家電ですから、横置きは厳禁です。
なかの潤滑油などがほかの気体などと混ざってしまう危険があるため、必ず縦置きにしなければいけません。
また、どこか1点にだけ圧力がかかると変形してしまうことがありますから、運ぶときの車内での置き場所にも気を使う必要があります。
チェストやソファーなどは縦置きでも構いませんが、冷蔵庫はこの点で注意すべきです。
また、転居先で冷蔵庫を下ろしたら、多少時間を置いてから電源を入れる方がいいでしょう。
冷蔵庫は運んでいるときの振動などで内部の液体や気体が不安定になっているため、設置してからすぐ電源を入れると故障する危険もあります。
この点も注意しましょう。
自力では難しいと感じた場合は、素直に業者へ見積もりを!
冷蔵庫を自分で運びたいと考えていた方も、その大変さが分かって戴けたかと思います。
そこまで大型でない冷蔵庫の場合は、手伝ってくれる人手があれば何とか出来るかと思いますが、必要な資材を購入し、手伝ってくれた友達にお礼のご飯をごちそうするお金があれば、業者に依頼した方が簡単で安全に、無駄な資材の購入もする事無く新居に冷蔵庫を運ぶことが出来るでしょう。
業者の値段が分からず不安な場合は、ネットで簡単に調べることが出来ますので、最後に方法をご紹介しておきます。
このサイトにアクセスし、あなたの引越しの時期や、運びたい荷物の多さ、引越し距離などの条件を入力。
一度の入力で最大10社の引越し業者に見積依頼を出す事が出来ます。
これなら手間もかからず、どれくらいの金額で冷蔵庫を運べるのか調べることが出来ますね。
もちろん無料サービスですので、気になった方は一度利用してみてはいかがでしょうか?
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